
ええっ。そんなあ。
自分の思いを伝えれば部下もわかってくれるって!!

この本を読めば、もっといい方法が分かりますよ・・・!
この本はどんな本?どんな人向け?

「不毛な習慣だな…」と思い当たる節がある方に・・・
家族や上司、部下との関係性をよくしたい方に・・・!
この本を読むと・・・
・不毛な習慣が「やめたいのに、やめられない」理由がわかります
・新しい習慣をつけたい人におすすめの方法がわかります
・「やってる感」でいつの間にか時間がなくなることがなくなります
・アドラー心理学を元にした方法で、周囲の人との関係性を良くする方法がわかります!
タイトル:不毛な時間をゼロにする
著者 :佐藤悠希
出版社 :サンマーク出版
発売日 :2025年05月23日頃
読了:2025年7月頃
読み終わるまで:2時間(通勤1.5往復)くらい
なぜ買おうと思った?

不毛な時間を減らして、自分の時間を作りたかった!
フルタイム共働き、子育て中の人の「自分の時間」って、何分あると思いますか??
なんと、何も考えなければ0分!(笑)
なんとか生み出して、1時間!
これをもっと増やしたいのです。
この本で印象に残ったところ
なぜ「やめたいのに、やめられない」のか?

普段の仕事でも、家族や友人との会話でも、「これは不毛だな」と思いつつもやめられないことはありませんか??
その理由は、本書によると、
「他人軸がめちゃくちゃ強いから」
ということです。
普段の生活でも、「これは不毛だな」と思いつつもやめられないことはありませんか??
身近な例えで言うと、「SNSをなんとなく見てしまう」でしょうか。
ぼーっと見てしまった後で「あぁもうこんな時間」と後悔する。
寝るかぁ〜と思ってアプリを落としても、1分後にはまた開いている(笑)

あぁ無意識ってこわい。。。
SNSそのものは悪くないものですが、無意味に見てしまうのは止めたいという方も多いはず。
やめる時に行うべき自分への質問は、
「どうしてSNSをやめたいか?」 では弱いのだそうです!
正しくは、「SNSの時間を減らして、どうなったら最高なのか?」 とすべき!
SNSを作っている側は、「どうすればユーザーにたくさん見てもらえるか」を日々研究しながらアプリをアップデートしています。
あなたが「自分軸」を持ってSNSとの関係性を作ろうとしても、この強力な「他人軸」の誘惑に負けてしまうということが起こります。
この対策として「どうなったら最高なのか?」を自分に問いかけることで、使い方を「自分軸」に戻していく。
例えば、SNSを有効活用して「ビジネスのネタを集める」「魅力的な商品を発信していく」など、
使わされる側ではなく、使う側へ回ることが大事です!

同様に、会社の不毛な会議をなくすための自分への問いかけは、
「この会議が終わったとき、どうなっていたら最高?」
「そのためには、自分はどうしたらいい?」 です!
仕事で不毛な時間が生まれてしまうのは「やってる感」があるから

職場の同僚から頼まれた、それほど難しくない単純な仕事。
上司から頼まれた、急ぎの仕事。
頼まれごとをこなしていたら、

ああ。今日も自分の仕事ができなかった・・・
となることがありませんか?
これは2冊目に紹介した『忙しさ幻想』という本でも出てきたのですが、
「忙しい」=「何も考えなくていい」から楽なんですよね。
もちろん人の役に立つことは大事ですが、それで自分の仕事ができなかったり自分の時間がつくれなかったら本末転倒。
普段の仕事での「やってる感」の原因を探して、この時間を無くしたいですね!
不毛な時間=【費やした時間】×【心のズレた角度】×【情熱をかけた量】
こう書かれるとドキッとしますね!
時間が長ければ長いほど、情熱をかければかけるほど、失われる時間が増えてしまいます!
「宿題やったの?」で宿題をやる子どもはいない


まあそりゃそうですよね
自分もやらなかったし(笑)
相手をやる気にさせる言葉をかけてあげると、相手が動き出す!

宿題終わったらあのゲームやろう!
とか、

晩ごはんまでに宿題終わったら食後にプリンね!
とかの方が楽しそうじゃないですか??(笑)
これ、仕事でも実は同じかもしれません。
相手をやる気にさせる言葉をかけてあげれば、仕事もスムーズに進むかもしれませんよ!!

あのお願いしていた仕事どうなっていますか?

(今やろうと思ってたとこだったのにうるさいなぁー)
みたいになっていませんかーー???(笑)
仕事が仕上がるのを待つ時間も、立派な「不毛な時間」かもしれません。
イライラする時間を減らして、早く家に帰りましょう!
その他印象に残ったところ
脳は「新しい習慣」がとにかく嫌い
→新しい習慣をつけるには、脳を騙せ!
「ちゃんとやらない」「わざわざやらない」「騙し騙しやる」

5分だけ!え、だめ?じゃあ1分だけ!
と始めたらうまくいくかもしれませんよ。
不毛な1on1が離職の原因に!
→あなたが思う以上に、上司にかけられる言葉によってやる気が爆上がりしたり、やる気を削いでしまったりするもの。「どうしてそう思ったの?」と深掘り。
嫌われる4D言葉は使わず、別の言葉に置き換えよう!
→上司がネガティブな言葉を発すると部下にも伝染する。
「難しい」→「チャレンジングだね」
「どーせむり」→「だったらこうしてみたら?」 など言い換える。
この本を読んだらやること

朝早起きする!ではなく、早起きして○○する!
今の候補は、ブログを書く、読書する、レースシムを起動する!
ここ最近はもう何週間もハンコンを触っていない。せっかくあるのに(笑)
まとめ:不毛な時間をゼロにする
自分の時間が溶けてしまうのは、「他人軸」で人に差し上げているからかも??
あなたの人生にそんな時間はないはずです!
自分の時間を取り戻しましょう!
最後に忘れないように、この本の冒頭で引用されていた言葉を残しておきます。
偉大な人物の人生はきわめて長い。
なぜなら、自分の自由になる時間が長かろうが短かろうが、それをすべて自分のためだけに使うからだ。
ー セネカ『人生の短さについて』より
気になったらぜひ、お手に取って読んでみてください!
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